ぽちネット

ヒトが苦手な飼い主さん〜人・動物の付き合い方〜

子どもを持たない人生を選んだ5つの理由

子どもを持たない人生を選んだ5つの理由

1.自分みたいな子が生まれたらかわいそう(と思っていた)

こどもの頃から、なんとなくそう思ってました。目に見える障害があるとかじゃないんです。漠然と「自分はいないほうがいい」存在なんだって感じてました。

 

自分と同じような思いをしたらその子がかわいそうだなと思ってました。小学生でそんな風に思う子どもなんて、子どもらしくない…。変に冷ややかに世の中を見てる子どもでした。

2.母と同じことをしそうで心配だった

小学生までお母さんが怖くて怖くて仕方なかった。叱られる時は竹刀で叩かれるから。うちのお母さんは強烈なキャラです。あんな風にはなりたくないとずっと思ってました。

 

おとなになって分かるようになったけど、彼女は自分ひとりのことで精一杯な人だった。もし自分が母親になったら無意識のうちに同じ罪を犯しそうでそれが怖かったです。

3.子どもが嫌い(だった)

1)子どもは残酷!

子どもは無邪気だけど残酷だ。ずけずけと正直に言いたいことを言ってくる。わたしには、“子どもらしい”子ども時代がなかったんだと思います。“子どもらしい”っていうのは、泣きたいときに泣いて、やりたいことをやることだ。たまにはわがままを言っても許してもらえてることだ。

 

わたしにはそういう子ども時代がなかったです。自分が大きくなって、目の前に無邪気な小さな子どもがいるとどうしていいか分からなくて固まってました。

2)女性は子どもが好きなもの(?)

なーんか、そういう見方がありますよね。大学生のとき、他の女子が子どもを見て「わぁーかわいい♡」なんて言ってるのを見ると焦りました(^^;)。どうしよう、自分は子ども苦手なんだけど、そういうわたしってダメな女?みたいに思ってました。男子は子ども好きな女子が好きですよね?(そうでもない?)

4.不妊治療は「子どもが欲しいフリ」だった??

1)子どもを産む決意をした!

そんなわたしも「子どもを産もう」と決心した時がありました。わたしが子育てに自信がないことを夫が理解してくれたから。例えばもし障害がある子どもが生まれたとしてもその時はふたりでがんばろうとまで夫は言ってくれたから。「夫婦ふたりが仲がよければ子どもは大丈夫(ちゃんと育つ)」と。その気持ちにわたしも応えたいと思いました。

2)ところが不妊!

不妊とは、結婚して普通(って何?ビミョーだけど)に夫婦生活をしてるのに2年以上妊娠しない状態をいいます。で、うちは不妊でした。検査をしたら、夫は健康でわたしの体に原因があることが分かりました。夫も、わたしの両親も、夫の両親も、わたしの妊娠を望んでたから、わたしは回りの期待に応えようと不妊治療に行き始めました。

3)不妊治療をがんばる

不妊治療って、検査でも治療でも痛いこといっぱいされるんです。毎日注射とかね。不妊専門のクリニックだとあれこれ耐えるのが当たり前になってて、そんなもんだと自分に言い聞かせてました。

 

注射のためだけに行った近くの産婦人科で看護師さんに「ココ(注射の跡がある腕)痛いでしょう?」と言われてどっと涙が出てきたりしました。わたしはガマンしてガマンしてガマンしてました。その頃は「どうだ!」って感じ(←被害妄想です)にお腹が出た妊婦さんを見ると惨めな気分になってました。

4)ほんとは怖かった

きっとわたしは頭では子どもが欲しかったけれど、体ではそれを拒否してたんだと思います。本当は妊娠するのも出産するのも子育てするのも怖くて怖くて仕方なかった。そういう無意識の思いが体に変化を起こさせて、子宮の病気を作ったんじゃないかな。受精卵が着床するのを子宮が拒否してたんだと思います。

 

毎月、生理が来て妊娠してないことが分かると、がっかりしました。でもどこかにホッとしている部分があってそれは誰にも言えなくて「子どもができなくてかわいそうな人」を無自覚にやってました。

 

5.まず自分を大切にしたくなった

 1)ある日突然!

何年か不妊治療を経験して、わたしはある日ぷつっと切れてしまいました。もうやめたやめたやめた~っ!!夫は協力してくれていたけど、痛い思いしてるのはわたしだけじゃん!

 

夫の両親もわたしの両親も「まだかまだか」と初孫プレッシャーをかけてきて、孫が欲しいという自分の気持ちしか考えてない。わたしの気持ちなんて何にも考えてない!わたしのからだは「孫 製造マシン」じゃない、わたしのからだはわたしのものだ。何を言われても知るもんかー‼と。

 

自分の気持ちに正直になるために、ここまで自分の体を痛めつけないとわたしは自分がどうしたいか分からなかったのでした。「自分の気持ちを大事にしよう」と気づいたとき、わたしは30代後半になっていました。

 

高校時代の同級生で早くに結婚して「子どもなんか大嫌い!」と言って子ども持たない宣言をしている人がいたんだけど、わたしには堂々とそう言える強さがなかったんですよね。ずいぶん遠回りをしました。

2)不思議なことに

「自分を大事にしよう」と思うようになったら、近所の子どもたちがかわいく見えるようになりました。今は子ども好きですよ。もう妊娠はできないけど、それでいいんだって思うようになりました。妊娠も出産も子育てもわたしのような思いをしなくてもできる人に任せればいいんだ。

 

苦手なことをあえて『しなくていいんだ。』わたしはわたしにしかできないことがきっとあって、そうなったんじゃないかなって今は思います。

 

初めて犬を飼う?犬と暮らす5つのメリットとデメリット

イヌ歴40年のわたしが、犬と暮らすメリットとデメリットをずばり教えちゃいます‼

1.犬と暮らす5つのメリット

⑴犬はカワイイ💖。心が安らぐ。

なんと言ってもカワイイ!!犬と目と目が合うと、幸せホルモンが出る(キュン)。

(参考;「ヒトとイヌの生物学的絆を実証」http://www.azabu-u.ac.jp/topics/2015/04/post_555.html

犬好きさんが、犬を飼うのがやめられなくなる理由はコレ。「大好き~」という熱い視線を送ってくれます。帰りがどんなに遅くなっても、気づいて喜んでくれる。スヤスヤ眠る寝顔を見るのも癒されます♡。

⑵犬は家族の仲をとりもってくれる。

犬のことが共通の話題になります。それまで会話がなかった夫婦や親子が、犬の話題で自然に語り合えたり。夫婦ゲンカすると犬がふたりの間を行ったり来たり…。犬が心配するからケンカをやめようと気づいたりします。

 

⑶犬のお散歩で運動の習慣がつく。

犬には1日2回、20〜30分の散歩をするのが理想的。自分も運動がしたい人は、一緒 に歩いたり走ったりすれば、一石二鳥‼︎  犬のためと自分のために!運動が苦手な人でも運動の習慣ができます。

⑷犬がいると初めて会う人でも話すきっかけになる。

犬を連れていると、犬が好きな人が「かわいいですね」とか「犬種は何ですか?」と笑顔で声をかけてくれたりします。犬がいることで獣医さんやドッグランのオーナーさん、他の犬の飼い主さんと知り合えたりします。

⑸犬がいると防犯に役立つ(こともある)。

これはその犬の性格によります。人見知りをしない犬は、知らない人にも吠えないのでー(^_^;)。犬は耳がとても良いので、人が気づかないような小さな音にも気づきます。気づいた音を知らせてくれるかどうかは、しつけ方で変わります。

2.犬と暮らす5つのデメリット

⑴犬の寿命は人より短い。

犬の寿命は大型犬では10年前後。小型犬では12~3年前後です。それよりずっと長生きする犬も、もっと早くに病気で死んでしまう犬もいます。犬を飼うときは、いつか必ず見送る時がくることを忘れないようにしたいですね…。

⑵犬と暮らすとお金がかかる。

地域によって違いがあります。例えば、病気で動物病院を受診すると1回で1万円を超えることがけっこうあります。大きな手術では数十万円とか。元気なときも年に1回は混合ワクチンや狂犬病の予防注射が必要です。ごはんは手作りとドッグフードの併用がベストで、ドッグフード代やおしっこシート代もかかります。「吠える、咬む」のに悩んでしつけ教室に行こうとすると、数万円〜数十万円かかる教室も。

⑶犬のしつけは大変!

その犬の持って生まれた性格によって、手がかからない犬としつけが大変な犬がいます。実際に飼ってみないと分かりません。例えばチワワは、おとなでも体重3キロ以下が多い小型犬ですが、おとなしいか・すごく気が強いか、両極端です。チワワは小さくて外見はカワイイけど、気が強いときはしつけがとっても大変です💦。

⑷犬の散歩は大変!

散歩に行かないと、犬はストレスがたまって吠えやすくなったり攻撃的になったりします。散歩がキライな犬もいますが、家の外の世界を知らないと怯えやすく逆にストレスを感じやすくなります。肥満で病気にかかりやすくなってしまうことも。なので毎日散歩に行ってあげたいところですが、これがなかなか大変です💦。

⑸犬がいるとそうじが大変!

子犬は1日に10回ぐらいおしっこをします。決まった場所でトイレができるようになるまでは部屋のあちこちでしてしまいます。根気強〜〜く教えてあげないとダメです。子犬の時は自分のうんちを踏んでしまって💦子犬の体がうんちまみれになることも(T_T)。抜け毛がじゅうたんや服に付くので、抜け毛を取るためのコロコロ(?)は必須です。

 

ーー以上が「犬暮らす5つのメリットとデメリット」でした。デメリットを知った上で、犬を飼うかどうかを決めてくださいm(_ _)m。犬はわたし達と同じように心を持った生き物です。犬を飼うのは子どもを1人迎えるようなもの。世の中には犬が病気になったからと言って捨ててしまう、信じられない無責任な人がいるそうです。そんな悲しいことがなくなりますように…。どうかよく考えてから迎えてください…(*^^*)。