ぽちネット

ヒトが苦手な飼い主さん〜人・動物の付き合い方〜

成長するのに必要なこと2つ~心理療法を10種類受けてみて

1.たくさんの心理療法は2つに分かれる

心理療法にはたくさんの種類があります。

まず自分がどれを受けたらいいのか迷いますよね💦

 

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2.まず必要なのは

『安心できる場所』。安全基地のようなものです。

 

どんなに “醜い” 感情だとしても、

「持ってはいけない感情はないんだ」ということ。

 

自分はそのままで「生きてていいんだ」と思えること。

 

そう感じられるような接し方で

温かく迎えてくれる人。そんな人がいる場所。

それが1番 最初に必要なことです。

 

そんな風に思えるようになるには、

クライエント中心療法、ハコミセラピーなど

がおすすめです。

 

何かトラウマがあるような人には

EMDRという療法もあります。

 

(わたしの場合は カウンセラー(彼女の専門はフォーカシング)に、

主にクライエント中心療法の聴き方で、話を聴いてもらっています。

 

わたしの友人はいろいろ受けた中でハコミセラピーが効いたと言ってます)

 

ここで注意しないといけないのは、

自分と、カウンセラーやセラピストとの間には

“相性” があります。

 

カウンセラーやセラピストも人間です。

 

同じ流派に属するカウンセラーでも、

その人が持つ信念や その人の人柄によって、

全然 雰囲気が違います。

 

だから、1人のひとに会ってみて、

自分とは合わない人だったとしても

あきらめないで…。

 

同じ流派に属するカウンセラーでも

少なくとも2人以上は会ってみることを

おすすめします。

 

3.次に必要なのは

『安心できる場所』が得られた人には、

または元々これまでの人生で「安心できる場所」を持っていた人には、

 

次に必要なのは、

『挑戦する場所』です。

 

先に『安心できる場所』は絶対に必要です。

ずーっとそれだけでも ゆっくりゆっくり進んでいくものーかもしれないけれど、

わたしの場合は待てませんでした。

 

早くラクになりたかったので、他の心理療法にも行き始めました。

 

『挑戦する』ことは、怖いです。

 

今まで自分が目をそむけてきたものを直視したり、

避けてきたことと対決したりするからです。

 

こころの奥にガッと手を突っ込まれるような怖さがあります。

最初はその会場にいるだけで精一杯かもしれないです。

実際わたしはそうでした。

 

自分を直視する体験を実際にすることを、

“ワークをする”とか  “セラピーを受ける”とかいいますが、

最初はわたしは怖くて他の人がワークするのを見ているだけでした。

 

でもだんだん慣れてくると、

よーし自分も挑戦してみようという気持ちになります。

 

そして、実際にやってみると、見ていたときの何倍もの収穫があります。

新しい気づきがいろいろ得られたりします。

 

ここでも注意しないといけないのは、

セラピストも人間なので、自分と相性が合わない時があります。

相性の合わないひとに こころの奥にガッと手を入れられると、

下手したら傷つき体験になってしまうこともあります。

 

そこで大事なのは『安全基地』があることです。

泣いて帰れる安全基地があることです。

そしてその「安心できる場所」で、自分の思いを聴いてもらいます。

 

『安心できる場所』と『挑戦する場所』の両方が必要です。

この2つを行ったり来たりするのです。

 

すると、少しずつ 成長のスパイラルが進んで行きます。

今まで避けてきたことが平気になったり、

できなかったことがいつのまにかできるようになっていたりします。

 

『挑戦する場所』としては、

ゲシュタルト療法、再決断療法などがおすすめです。

行動療法もこっちに入ります。

 

心理療法で失敗するのは、

「安全基地」がない人に、「挑戦すること」を強いるから

だと思っています。

 

「安全基地」と「挑戦する場」が両方あって、

自由に行き来できることがすごく大事です。