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ぽちネット

ヒトが苦手な飼い主さん〜人・動物の付き合い方〜

犬に手術を受けさせて 飼い主が感じる2つのこと

1.手術を受けさせたのは 自分のエゴかもしれない…

今日は うちの3匹目の犬

マルチーズのことを お話しします。

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今、1才の男の子です。

出会いはドッグランで、

 

生後5ヶ月のとき

里親募集中で連れてこられていて

うちの子になりました。

( 血統書とか ありません)

 

とても元気に走りまわって

 

他の犬にも人にもフレンドリーで

愛嬌を振りまいていました。

 

予防注射を受けに獣医さんに行ったら、心臓に病気があることが分かりました。

1)怖い思いをさせてしまった

初めて獣医さんに行った時、

とっても人なつこくて

 

スタッフの人にも先生にも

自分から近づいていって

しっぽをフリフリしてました。

 

それが、検査をするために

たくさんのスタッフに押さえつけられたり

痛いおもいをしたりして

 

訳が分からずに

とっても怖かったと思うんです。

 

先生も看護師さんも

みんな優しくていい人なんだけど…

 

今は獣医さんの診察台に乗ると、

おもらししてしまうほど震えて怖がります。

 

初めて来たときは

あんなにフレンドリーだったのに。

 

心臓の手術は無事に成功して

「無事に終わりましたよ」と電話をもらって

麻酔が切れる頃に会いにいったら、

 

もうろうとしながらも

わたしの呼びかけにしっぽを小さく振って

応えてくれて。

 

痛いおもいをさせて

怖い思いをさせて

 

ほんとにかわいそうで、

けなげで

いとおしかった…

2)人間不信にさせてしまった

今は、わたしと夫 以外の人には

すごく吠えます。

 

ウーッと うなって

ワンッワンワン ワンワンとなきます。

 

 もともとは

「人間は基本的に信頼できる存在」

だったのが、

 

今は

「人間は基本的に信頼できない存在」

 

人間不信になっちゃったみたいです。 

3)性格が変わってしまった

手術のせいだけじゃないかもしれないけど、

性格が変わったです。

 

人にも

他の犬にも

車にも

飛びかかっていきます。

 

診察台から降りた後

キャリーの中に入って

 

ウーーッと うなる声を聞いて

獣医さんが「あれ?」と。

 

攻撃的に

なってしまったようです。

 

2.病気そのものは よくなって良かった。けど…

1)病気の名前は「動脈管開存症」

心臓の病気の名前は

『動脈管開存症』。

 

産まれるときに閉じるはずだった動脈の血管が、

開いたままで産まれてきてしまった状態、

とのこと。

 

状態は

重症かどうかでいえば、

中くらいよりも

重症に近い状態とのことでした。

 

今は元気に走りまわっているし、

「今 すぐに手術しないと」という訳じゃないけど、

 

成長して体が大きくなったら

心臓の負担が大きくなって、

そんなに長くは生きられないでしょう、と。

 

手術が成功すれば、

心臓に病気がない犬と同じように長生きできる

けれども、

 

手術は100パーセント安全ということは言えない、

手術中に何か起こるということはあり得る、と。

 

 

マルチーズには 時々ある病気だそうです。

 

うちに来てまだ10日ぐらいの時だったので、

「病気の子なら要らない」と手放す飼い主さんもいるし、

手術はお金がかかるし(17万円ぐらい)、

 

飼い主さんの考え方次第です。どうされますか?」

 

と聞かれました。

 2)「病気の子は要らない」という考え方

わたしは、自分がいろいろ「病気持ち」ということもあって

 

「病気の子は要らない」という考え方はイヤだった。

 

今すぐ手術しないと死んでしまうという訳じゃないけど、

「手術するなら早いほうがいい」と聞いて

 

手術の予約をしました。

 

手術は無事に成功して、

うちのマルチーズは今とても元気です。

 

わたしは「病気の子犬を引き取って手術を受けさせた、

めずらしい 良い飼い主さん」と思われたけど、

 

うちのマルチーズ君が元気で長生きできるようになれて

よかったけど、

 

本当は「自分のため」だったんだ。

 

「病気の子は要らない」なんて許せなかった。

 

 

時どき思うんです。

 

もしも、心臓の手術を受けさせなかったら、

痛いおもいもせず、

怖い思いもせず、

人間不信にならずに

攻撃的にもならずに

 

最初に会った頃のように

陽気で

フレンドリーな性格のままだったのかな。

 

長く生きるという目的のために

今を犠牲にしたんじゃないかなって。

 

この子にとって

長生きするためにつらい思いをすることが、

幸せだったのかなって。

 

良くも悪くも、

犬の人生は飼い主によって決まるんだな。

責任 重大です。

 

これから わたしができることを

してあげるしか

ないんですけどね…(*^^*)